本日。移転先希望地にいい物件があったので、朝から不動産屋へ。
ベンツCSLで案内される。
身の丈とあわない感満点、人の車と言えども、成金っぽくて勝手に一人気恥ずかしくなる。
その後、打合せのため三条へ。30分ほどで終了。
その後、いきつけのカフェでランチ。ランチについていたコロッケが冷凍。
それはないだろ、と一人言つ。
ランチ後は、満腹睡魔と戦いながら、
有限会社設立準備のため公証役場と銀行へ。
担当してくれた公証人さん、銀行員さん、共に明るく気さくな人だった。一期一会。
街中へ行ったついでに、年賀状を買いに
「鳩居堂」へ。
この時期鳩居堂に並ぶ、年賀用のシルクスクリーンはがきが好きだ。
シンプルでいて艶やか、微妙な色使い。
小さな和紙の上で静かに宿る侘び寂びの世界。
日本、しいては古都京都が生み出す、究極のグラフィックデザイン。
帰国している姉用と、自分用にはがき10枚、綺麗なグラデーションの封筒を5つ買う。
久々に、手紙でも書こうか。
帰社し、車から降りると、冷たい風。
足元では、無機質なアスファルトの上を、
木枯らしに吹かれ、滑るように撫でるように
カラカラと音を立て流れていく暖色の落ち葉達。
枯葉が舞い、散り、風が浚えば、冬の気配。
秋もさることながら、秋から冬への移り変わるこの時期が好きだ。
暖色から寒色への変化、
肌をなでる風の寒さ、
早々に陽光を落とす夕暮れ時。
自分が生まれた頃と重なる季節だからこそ、愛着。
寂莫感はない。ただ、感傷的になる季節ではある。
今年はいいこと悪いこと、いろいろあったけど、
公私共に変化多き1年でした。
今年1年お世話になった方々、
助けてくれた人々への感謝の気持ちがふつふつと湧く。