【つまらない仕事ほど本当は愉しい】
料理人になりたくてフランス料理店の厨房で修行をしていた時期があります。毎日毎日、みじん切りや、千切り、魚の骨抜き、ブイヨン用の鶏ガラの下処理などなど、同じような地味な作業の繰り返し。
それでも、毎日愉しかったんです。
鶏ガラの下処理なんて、フランス料理で一番重要な『ソースの基礎の基礎』の部分。ここでの処理が後々、1枚のお皿に載った料理の味に影響するんだ!と思えば、こんな愉しい仕事はありませんよね。
もちろんそのままずっと修行のままではいけませんが、どんな仕事をしていても、いつまでもこの気持ちは忘れずに。